タケキャブOD錠 | 総合製品情報概要
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薬物濃度薬物濃度00001)H. pylori に対する抗菌活性(in vitro)44)■H. pylori 菌に対する抗菌力H. pylori 6株に対して、アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン、メトロニダゾール及びランソプラゾールは抗菌活性を示したが、ボノプラザンはいずれの菌に対しても抗H. pylori 活性を示さなかった。43)Matsukawa J, et al.: Biochem Pharmacol. 2011;81(9):1145-51.本試験は武田薬品工業株式会社が実施しているものであり、本論文の著者のうち5名は同社の社員である。ウサギ単離胃底腺への蓄積濃度の推移において、ボノプラザンは、胃底腺細胞に高濃度で集積・残存しやすいことが示された。(pmol)605040302010120(分)MIC(μmol/L)ランソプラ アモキシシリンゾール水和物86.60.085521.70.34221.70.085543.30.17143.30.17121.70.171(pmol)605040302010[試験方法]ウサギ胃底腺培養細胞に[14C]ボノプラザンフマル酸塩又は[14C]ランソプラゾール0.01、0.03、0.1、0.3μM濃度で添加し、細胞内への蓄積濃度を経時的に測定した。H. pylori の菌株ATCC43504ATCC43579ATCC43629ATCC43526ATCC700392ATCC495030.01μM0.03μM0.1μM0.3μM平均値±標準誤差(n=5)153060処置時間ボノプラザンボノプラザン>277>277>277>277>277>2770.01μM0.03μM0.1μM0.3μM平均値±標準誤差(n=5)156030処置時間ランソプラゾールクラリスロ マイシン0.08360.04180.1670.08360.08360.0418120(分)メトロニダ ゾール74823.423.474811.75.8473(6)ウサギ単離胃底腺への蓄積濃度の推移(in vitro)43)(7)H. pylori に対する作用

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