[患者背景]患者背景については、26頁を参照。主要評価項目副作用の発現頻度及び件数は、ボノプラザン10mg群 17.4%(38/218例)52件、ボノプラ ザン20mg群 17.5%(37/212例)51件及びランソプラゾール15mg群 19.0%(40/210例)44件であった。主な副作用†は、下痢〔ボノプラザン10mg群 1.4%(3例)、ボノプラザン20mg群 0.9%(2例)、ランソプラゾール15mg群 2.9%(6例)〕、便秘〔ボノプラザン10mg群 2.3%(5例)、ボノプラザン20mg群 0.5%(1例)、ランソプラゾール15mg群 1.4%(3例)〕及び血中アルカリホスファターゼ増加〔ボノプラザン10mg群 0.9%(2例)、ボノプラザン20mg群 0.5%(1例)、ランソプラゾール15mg群 1.0%(2例)〕であった。[重篤な副作用]ボノプラザン10mg群:大動脈弁閉鎖不全症、被殻出血各1例ボノプラザン20mg群:皮下組織膿瘍、筋力低下各1例ランソプラゾール15mg群:重篤な副作用はみられなかった。[投与中止に至った有害事象]ボノプラザン10mg群: 狭心症、大動脈弁閉鎖不全症、薬物性肝障害、脊椎圧迫骨折、靱帯ボノプラザン20mg群: 消化不良2例、突発難聴、回転性めまい、下痢、腹部膨満、潰瘍 性大腸炎、機能性胃腸障害、口の感覚鈍麻、腸閉塞、死亡、顔面浮腫、末梢性浮腫、胆管炎、胆嚢炎、気管支炎、皮下組織膿瘍、脊椎圧迫骨折、肝機能検査異常、脱水、変形性関節症、関節痛、椎間板突出、腰部脊柱管狭窄症、筋力低下、関節周囲炎、変形性脊椎症、脳出血、頚髄症、くも膜下出血、点状出血、痒疹各1例(腹部膨満、末梢性浮腫及び痒疹、口の感覚鈍麻及び顔面浮腫、突発難聴及び回転性めまい、並びに胆管炎及び胆嚢炎はそれぞれ同一症例で発現)ランソプラゾール15mg群: 下痢3例、腹痛、便秘、胃炎、口内炎、肝機能異常、E型肝炎、脛骨骨折、白血球数減少、変形性関節症、急性骨髄性白血病、不眠症、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺疾患、異汗性湿疹各1例(胃炎及び口内炎は同一症例で発現)†:主な副作用は、ボノプラザン10mg群、20mg群及びランソプラゾール15mg群の発現例数の合計が5例以上であった副作用と定義した。 断裂、乳癌、神経痛、末梢性ニューロパチー、被殻出血各1例42■副作用
元のページ ../index.html#45