タケキャブOD錠 | 総合製品情報概要
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10.2 併用注意(併用に注意すること)次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1 重大な副作用〈効能共通〉11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)11.1.2 汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)11.1.3 肝機能障害(頻度不明)11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉11.1.5 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)ヘリコバクター・ピロリの除菌に用いるアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンでは、偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2 その他の副作用〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉CYP3A4阻害剤 クラリスロマイシン等[16.7.1、16.7.2参照]ジゴキシンメチルジゴキシンイトラコナゾールチロシンキナーゼ阻害剤 ゲフィチニブ ニロチニブ エルロチニブネルフィナビルメシル酸塩CYP3A4で代謝される薬剤 ミダゾラム等[16.7.4参照]消化器過敏症肝 臓その他消化器過敏症肝 臓表中の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるボノプラザンフマル酸塩、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与の試験成績に基づく。薬剤名等左記薬剤の作用を増強する可能性がある。左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。左記薬剤の作用を増強する可能性がある。便秘、下痢、腹部膨満感、悪心発疹AST、ALT、AL-P、LDH、γ-GTPの上昇浮腫、好酸球増多5%以上下痢(10.6%)臨床症状・措置方法本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。0.1〜5%未満味覚異常、口内炎、腹部不快感、腹部膨満感発疹AST、ALTの上昇機序・危険因子クラリスロマイシンとの併用により本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。本剤の胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。本剤のCYP3A4に対する弱い阻害作用により、左記薬剤の代謝が阻害される。0.1〜5%未満7■ 11. 副作用

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