セリンクロ | 総合製品情報概要
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7)社内資料[健康成人における薬物動態・食事の影響], 承認時評価資料11)社内資料[エタノールとの相互作用], 承認時評価資料8)社内資料[腎障害患者における薬物動態], 承認時評価資料9)社内資料[肝障害患者における薬物動態], 承認時評価資料10)社内資料[母集団薬物動態解析], 承認時評価資料(3)腎障害患者での体内動態(外国人データ)8)(4)肝障害患者での体内動態(外国人データ)9)(5)高齢者(外国人データ)10)、性別(外国人を含むデータ)10)(6)食事・併用薬の影響腎機能の程度の異なる被験者(eGFR=50~80mL/min/1.73m2、eGFR=30~50mL/min/1.73m2及びeGFR<30mL/min/1.73m2)にナルメフェン20mgを単回経口投与した時のAUCは、正常な腎機能を有する被験者と比べてそれぞれ1.1倍、1.4倍及び2.4倍であった。肝機能の程度の異なる被験者(Child-Pugh分類A及びChild-Pugh分類B)にナルメフェン20mgを単回経口投与した時のAUCは、正常な肝機能を有する被験者と比べてそれぞれ1.5倍及び2.9倍であった。ナルメフェンの薬物動態には、年齢及び性別による影響は認められなかった。1)食事の影響7)健康成人にナルメフェン20mgを単回経口投与(空腹時又は食後)した時、Cmax及びAUCに食事の影響はみられなかった。2)併用薬の影響(外国人データ)11)健康成人にナルメフェン20mgとエタノール0.6g/kg(溶液)を併用で経口投与した時のナルメフェンのCmax及びAUCは、ナルメフェン単独投与時と比べてそれぞれ1.2倍及び1.0倍であった。エタノールのCmax及びAUCは、エタノール単独投与時と比べてそれぞれ1.0倍及び1.1倍であった。注意:1)肝機能障害や腎機能障害がある患者には、ナルメフェンの血中濃度が上昇するおそれがあるため、慎重に投与してください。2)一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与してください。3)本剤の承認されている効能又は効果は「アルコール依存症患者における飲酒量の低減」です。4)本剤の承認されている用法及び用量は「通常、成人にはナルメフェン塩酸塩として1回10mgを飲酒の1〜2時間前に経口投与する。ただし、1日1回までとする。なお、症状により適宜増量することができるが、1日量は20mgを超えないこと。」です。20薬物動態

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