HDD数のベースラインからの平均変化量測定法)*:P<0.05 セリンクロ10mg群 vs. プラセボ群、†:P<0.05 セリンクロ20mg群 vs. プラセボ群、MMRM解析(混合モデル反復測定法)主要評価項目(検証的な解析項目):治療期12週時におけるHDD数のベースラインからの変化量副次的評価項目(名目上のP値):HDD数のベースラインからの変化量(治療期12週時は除く)HDD(多量飲酒日)数:1日のアルコール消費量が男性で60g、女性で40gを超えた日の1ヵ月当たりの日数(日/月)ベースラインからの変化量LS平均±SE22.97 ± 6.44-7.91 ± 0.6123.49 ± 6.07-12.09 ± 0.7422.64 ± 6.37-12.25 ± 0.64【主要評価項目(検証的な解析項目):治療期12週時におけるHDD数のベースラインからの変化量】【HDD数のベースラインからの平均変化量の推移】投与群プラセボ群セリンクロ10mg群-6.05, -2.32<0.0001セリンクロ20mg群-6.05, -2.62<0.0001※固定効果として投与群、性別及び時期、投与群と時期の交互作用、ベースライン値、ベースライン値と時期の交互作用を含めたMMRM解析(混合モデル反復に対する有意な増加が認められた(RSDRL:セリンクロ10mg群 vs. プラセボ群P=0.0007、セリンクロ20mg群 vs. プラセボ群P=0.0000、RLDRL:セリンクロ10mg群 vs. プラセボ群P=0.0002、セリンクロ20mg群 vs. プラセボ群P=0.0000、Cochran-Mantel-Haenszel検定:いずれも名目上のP値)。ベースラインから治療期12週時及び24週時におけるALTの平均変化量は、それぞれプラセボ群で0.5U/L、 0.0U/L、セリンクロ10mg群で-0.3U/L、-0.9U/L、20mg群で-1.2U/L、 -0.9U/Lだった。また、ベースラインから治療期12週時及び24週時におけるγ-GTPの平均変化量は、それぞれプラセボ群で-1.5U/L、 -3.8U/L、セリンクロ10mg群で-19.2U/L、 -15.4U/L、20mg群で-16.8U/L、 -16.0U/Lだった。有害事象: 本試験の有害事象の発現率は、プラセボ群で194/245例(79.2%)、セリンクロ10mg群で156/184例(84.8%)、20mg群で218/248例(87.9%)であった。また、プラセボ群で5%以上に発現した有害事象は、悪心、鼻咽頭炎、傾眠、頭痛であり、セリンクロ10mg群又は20mg群で5%以上に発現した有害事象は、悪心、鼻咽頭炎、浮動性めまい、傾眠、嘔吐、頭痛、倦怠感、不眠症、食欲減退、便秘、動悸であった。セリンクロ20mg群での発現率が、10mg群より5%以上高かった有害事象は、浮動性めまい、傾眠、嘔吐、倦怠感であった。鼻咽頭炎を除く5%以上にみられた有害事象は投与初期に認められた。なお、投与中止に至った有害事象は、プラセボ群11例(4.5%)、セリンクロ10mg群33例(17.9%)、20mg群45例(18.1%)に認められた。このうち、主な事象(いずれかの群で5%以上発現)は、悪心[プラセボ群0例(0%)、セリンクロ10mg群12例(6.5%)、20mg群21例(8.5%)]、浮動性めまい[プラセボ群1例(0.4%)、セリンクロ10mg群9例(4.9%)、20mg群16例(6.5%)]であった。重篤な有害事象は、プラセボ群2例(0.8%:出血性吻合部潰瘍、アルコール症)、セリンクロ10mg群2例(1.1%:死亡、大腿骨骨折・脊椎圧迫骨折)、20mg群2例(0.8%:慢性肝炎、胃腸炎)であった。ベースライン例数平均±SD244180242治療期12週時※プラセボとの差95% CI-4.18-4.34P値ーーー48(日/月)0-2-4-6-8-10-12-14-16LS平均±SE0*†*†*†12*†*†プラセボ群セリンクロ10mg群セリンクロ20mg群1620(n=244)(n=180)(n=242)*†24(週)11
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