サムスカ | 総合製品情報概要
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01薬効薬理V2-受容体に高い親和性を示しました。ヒトバソプレシン受容体に対する阻害定数(Ki)はV2-受容体にcAMP産生量3.非臨床試験47) Yamamura, Y. et al.: J Pharmacol Exp Ther. 1998 ; 287(3) : 860-867. COI:本試験は大塚製薬株式会社で実施した治験です。48) Miyazaki, T. et al.: Cardiovasc Drug Rev. 2007 ; 25(1) : 1-13. COI:本試験は大塚製薬株式会社で実施した治験です。1000.01Mean±S.E. ( )内の数字は例数を示す。NI:試験最高濃度(100 μmol/L)でも50%以上の阻害が認められずIC50値が求められなかったため、Kiは算出できなかった。(%)12010080604020Mean±S.E. n=310,000(nmol/L)V2-受容体V1a-受容体V1b-受容体阻害定数(Ki, nmol/L)ヒト0.43±0.06(5)12.3±0.8(6)NI(4)ラット1.33±0.26(4)345±54(4)未実施イヌ0.66±0.09(4)40.3±12.0(4)未実施1)受容体親和性(in vitro)47、48)トルバプタンは受容体結合試験において、組み換え型ヒト、ラット腎臓及びイヌ腎臓バソプレシン2)cAMP産生に対する作用(in vitro)47)トルバプタンは、ヒトバソプレシンV2-受容体発現HeLa細胞において、バソプレシン(1 nmol/L)刺激によ◇ヒトV2-受容体発現HeLa細胞におけるバソプレシンによるcAMP産生に対するトルバプタンの阻害作用対し0.43 ± 0.06 nmol/L、V1a-受容体に対し12.3 ± 0.8 nmol/Lであり、V1a-受容体よりもV2-受容体に対し29倍高い親和性を示しました。◇トルバプタンのバソプレシン受容体サブタイプに対する親和性受容体サブタイプるcAMP産生を濃度依存的に阻害し、50%阻害濃度(IC50値)は8.0 ± 2.7 nmol/Lでした。また、トルバプタン単独では1 μmol/Lの濃度においてもcAMP産生を誘導せず、バソプレシンV2-受容体拮抗作用を示しました。(1)バソプレシンV2-受容体拮抗作用(in vitro)トルバプタン濃度79

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