サムスカ | 総合製品情報概要
6/108

3 (73頁参照)(74頁参照)(19〜38頁参照)(32頁参照)(43〜56頁参照)(46頁参照)(39〜41頁参照)製品の治療学的特徴(1) バソプレシンV2-受容体拮抗作用により、選択的に水を排泄し、電解質排泄の増加を伴わない利尿作用(水利尿作用)を示します。(2) バソプレシンV2-受容体拮抗作用により、バソプレシンによる細胞内cAMPの産生を抑制することで腎容積及び腎のう胞の増大を抑制します。(3) 心不全及び肝硬変における体液貯留の患者において、他の利尿薬への追加投与により、すぐれた利尿効果を示します。(4) 肝硬変における体液貯留の患者において、他の利尿薬への追加投与により、血清アルブミンが2.5 g/dL未満、2.5 g/dL以上いずれにおいても利尿効果を示しました。(5) 常染色体優性多発性のう胞腎患者において、腎容積の増大及び腎機能の低下を抑制します。(6) 常染色体優性多発性のう胞腎患者において、腎臓痛の発現を抑制しました。(7) 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群に伴う低ナトリウム血症患者において、血清ナトリウム濃度の正常化割合は81.3%(13/16例)を示しました。製品の製剤学的特徴(1) 用量調節が可能であり、また、錠剤の服用が困難な患者でも服用しやすい製剤である顆粒剤を開発しました。(2) 患者の状態に応じて、患者の服薬を考慮した口腔内崩壊錠を開発しました。副作用の概要(1) 副作用の概要 重大な副作用として肝機能障害(5%以上)、高ナトリウム血症(1〜5%未満)、腎不全、血栓塞栓症、急激な血清ナトリウム濃度上昇、心室頻拍、肝性脳症(1%未満)、急性肝不全、ショック、アナフィラキシー、過度の血圧低下、心室細動、汎血球減少、血小板減少(頻度不明)があらわれるおそれがあります。 また、主な副作用として、頭痛、めまい、口渇、便秘、血中尿酸上昇、頻尿、多尿、血中クレアチニン上昇、疲労、多飲症(5%以上)が報告されています。 電子添文の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。特徴特徴

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る