サムスカ | 総合製品情報概要
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結 果: 主要評価項目である両側総腎容積の変化率の群間差は-2.7%/年(サムスカ投与群:2.8%/年の増加、プラセボ群:5.5%/年の増加)となり、プラセボ群に比べサムスカ投与群で優越性が検証されました(P<0.001、線形混同モデル、検証的な解析結果)。また、常染色体優性多発性のう胞腎の臨床症状に関する複合評価項目(腎機能悪化、腎臓痛、高血圧悪化、アルブミン尿悪化)においても、複合イベントの発現リスクを有意に減少させました。複合評価項目の各項目では、高血圧悪化及びアルブミン尿悪化に対してはプラセボ群と比べ有意な差は認められませんでしたが、腎機能悪化と腎臓痛に対する発現リスクは有意に減少させました。日本人部分集団の有効性データについては48頁に示すとおりでした。44

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