結 果: 主要評価項目である最終投与時の体重のベースラインからの変化量は、サムスカ15 mg群 -1.54 ± 1.61 kg(ベースライン: 59.42 ± 12.30 kg)(Mean±S.D.、以下同様)、プラセボ群 -0.45 ± 0.93 kg(ベースライン: 55.68 ± 12.60 kg)であり、サムスカ 15 mg群では、プラセボ群に比較して優越性が検証されました(P<0.0001、t検定、 検証的な解析結果)。体重減少は投与翌日よりみられ、投与期間を通じて継続しました。また、最終投与時における心性浮腫に伴う所見である頚静脈怒張(P=0.0317、t検定、名目上のP値)及び肝腫大(P=0.0327、t検定、名目上のP値)がプラセボ群に比べ有意に改善 しました。下肢浮腫の改善率は、サムスカ15 mg群で63.9%、プラセボ群で42.1% (P=0.0681、Fisherの正確確率検定、検証的な解析結果)でした。 1日尿量は、投与翌日より増加がみられ、投与期間を通じて継続しました。20
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