ルプキネス | 総合製品情報概要
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本剤は、主としてCYP3A4により代謝される。また、P糖蛋白の基質であるとともに、P糖蛋白、有機アニオン輸送ポリペプチド(OATP)1B1及びOATP1B3への阻害作用を有する。[16.4、16.7.6参照]10.1 併用禁忌(併用しないこと)薬剤名等強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤アゾール系抗真菌剤イトラコナゾール(イトリゾール)ボリコナゾール(ブイフェンド)ポサコナゾール(ノクサフィル)リトナビル含有製剤(ノービア、パキロビッド、カレトラ)アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)ダルナビル エタノール付加物(プリジスタ、プリジスタナイーブ)ホスアンプレナビルカルシウム水和物(レクシヴァ)コビシスタット含有製剤(ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)クラリスロマイシン含有製剤(クラリシッド、クラリス、ボノサップ、ラベキュア)セリチニブ(ジカディア)エンシトレルビルフマル酸(ゾコーバ)[2.2、16.7.1参照]生ワクチン乾燥弱毒生麻しんワクチン乾燥弱毒生風しんワクチン乾燥BCG等[2.3参照]10.2 併用注意(併用に注意すること)薬剤名等中程度のCYP3A4阻害作用を有する薬剤フルコナゾール、ジルチアゼム、シメチジン、ベラパミル等[7.4、16.7.3参照]グレープフルーツ含有食品[7.4、16.7.3参照]中程度以上のCYP3A4誘導作用を有する薬剤リファンピシン、エファビレンツ等セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort、セントジョーンズワート)含有食品[16.7.2参照]代謝酵素の阻害により、本剤の作用が増強するおそれがある。類薬による免疫抑制下で、生ワクチン接種により発症したとの報告が ある。代謝酵素の阻害により、本剤の作用が増強するおそれがあるので、本剤を減量すること。代謝酵素の阻害により、本剤の作用が増強するおそれがあるので、本剤を減量すること。代謝酵素の誘導により、本剤の作用が減弱するおそれがある。臨床症状・措置方法臨床症状・措置方法機序・危険因子本剤の代謝酵素であるCYP3A4を阻害し、本剤の血中濃度を上昇させる。免疫抑制作用により発症の可能性が増加する。機序・危険因子本剤の代謝酵素であるCYP3A4を阻害し、本剤の血中濃度を上昇さ せる。本剤の代謝酵素であるCYP3A4を阻害し、本剤の血中濃度を上昇さ せる。本剤の代謝酵素であるCYP3A4を誘導し、本剤の血中濃度を低下さ せる。810. 相互作用製品情報(ドラッグインフォメーション)

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